例のグラボRX470、本当にWin10で使えた
先日買ったRX470でとりあえず一台組んだよ。
映像出力端子のない、例のマイニング専用のやつ。
noroue4.hatenablog.com
Win10とHaswell以降のintelCPUだと、RX470のドライバを入れただけで特に改造しなくてもそのまま使えるのは本当みたい。(注※ 8pinの補助電源が必要)タスクマネージャーを見ると、内臓GPUのHD Graphics4600とRX470が両方認識されてる。
必要な設定は、グラフィックボードを載せても内臓のiGPUを使うようにBIOSで設定するのと、Windows10のグラフィック設定でアプリごとにGPUを設定するだけ。
(※iGPUを使う設定をしないと、RX470を差したらマザーボードの映像端子から出力されなくなる)
(使えるのはDirectXだけで、openGLを使うソフトはダメらしい。例えば、CINEBENCHなどには認識されない)
Windwosの設定→システムシステム→ディスプレイディスプレイの下の方の「グラフィックの設定」
ここで「参照」からRX470を使いたいアプリを選んで、「オプション」をクリックすると利用するGPUが選べる。
ということでFF15ベンチマークをやってみる。
どうもFF15ベンチはかなりCPUを使うらしく、CPUが足を引っ張ってるみたい。なのでGPUを評価するには微妙なベンチになっちゃったけど、とりあえずそこそこちゃんと動いてるみたい。
GPU温度がどれくらい上がるか気になってるんだけど、なぜかHWmonitorとかGPU-zでもGPU温度が表示されない。まあいいか。
※20190624追記
ちなみに例のグラボを改造したらHDMIを使用可能にすることもできる。
コンデンサ等を実装する本格的なものと、ジャンパー配線するだけの簡易的なものがあるが、フルHD程度なら簡易改造でも使えることが多い。
(個体差か相性か、安定しない場合もある。また、簡易とはいっても難易度は高いのでおすすめはしにくい)
改造すると、FF15ベンチ標準品質1920×1080でスコア5316、高品質1920×1080でスコア3692と、1割~2割ほど性能が伸びるようだ。
UE4も使えたし十分な性能が出たよ
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UbuntuでもRX470が使えたよ
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※20190210追記
GPUから直接映像を出力するのではなくマザーボードの映像出力端子を経由するため、わずかながらオーバーヘッドがある。
そのため一定以上の高FPSを出すのが難しいし、もしかしたら遅延も発生しているかもしれない。
ミリ秒を争うようなゲームをする場合には気を付ける必要がある。